神戸記2

 

お昼ご飯のあとは、気になっていたアイスを食べに向かう。

インスタで、アイスが入ったクレープの写真を見かけてて、それが大変美味しそうだったので「絶対食べよう!」と楽しみにしていた。

すると、メニュー表に見当たらない。あれ?と思って聞くと、今日からメニューが夏向き?に変わり無くなったとのこと。

なんというタイミング!!

仕方がないので、シンプルにチョコアイス(inカップ)をテイクアウトして、店の外にあるベンチで食べた。

でも、これが大変濃厚で美味しくて、大満足。

これはきっとクレープも最高に美味しかろう…と思っていると、お店の人が出てきて、歩道に置いてあった看板の「クレープ」の文字をガムテープか何かで消していた。

私の方をチラッと見て、少し気まずそうにしていた。

 

完食した後は、坂を下って駅方面へ戻る。

雨は上がったけど、まだ日差しも出てなくて、歩き回るにはちょうどいい。

数箇所、雑貨屋さんや服屋さんを見て回ったけど、何も買わずに、本来の用事へと向かう。

 

その用事を済ましたあと、今度は海のそばにある本屋さんで気になっていた本を数冊買って、

帰宅。

久しぶりに歩き回ったり立ち仕事をしたからか、翌日、ぎっくり背中になりかけた。

腰や背中の筋力が足りてないのだろうか。

危なかった!

 

神戸記1

 

久しぶりに神戸へ。まず三ノ宮から異人館方面へ、長いなだらかな坂を登る。途中、にしむら珈琲店やスタバの前を通った。(にしむら珈琲店でお茶する日を夢みながら、機会を逃し続けている)

今にも雨が降りそうな曇り空。真夏日ではないけど、湿気がすごい。背中にじっとりと汗をかきながら、ふうふう息をつく。明らかに運動不足だ!

あとから脚がパンパンにならないようにと願いながら、ゆっくりゆっくり歩く。

 

なんとか風見鶏の館に着き、絵の資料になるかと思って写真を数枚撮る。

風見鶏の館と萌黄の館の前は、少し開けた公園のような場所になっているので、涼しい時期にスケッチするのに良さそう。

あと、この辺りにくると必ず思い出すのが『黄昏の百合の骨』だったりする。理瀬の祖母が住んでいた洋館も、この辺りの異人館のような佇まいだったかもしれないなあと、どうしても思い浮かべてしまう。あの物語の雰囲気が好きなのだ。

 

11時半を過ぎたので、インスタでチェックしていたカフェへ向かう。隠れ家カフェと言われてるので不安だったけど、迷わずに行けた。店内に入ると、まだ他のお客さんはいないようで、奥の部屋に通された。落ち着きそうな角のテーブル席に座る。テーブルにはランプが置いてあり、暖かい光が灯されてとても落ち着く。ここで長時間読書をしてもいいかもしれないと思いつつ、すでに決めていたカレープレートとレモンジンジャーを注文した。

お店には、まず女性がキッチンにいて料理を作っているようで、注文は別の女性が取り仕切ってるようだ。そして男の子がいる。多分、キッチンの女性のお子さんだと思う。とても和やかな会話が聞こえる。

まず新鮮な野菜がたくさんのったお皿が出てきた。瑞々しく美味しかった。そして、次に数種類のお惣菜と玄米ご飯に、カレーの小皿がのったカレープレート。お惣菜は今月からの新メニューのようで、一つずつ説明を受ける。注目したのが、黒胡麻ジャージャー麺とトマトソースのかかったファラフェル。2品とも見たことも食べたこともなかったし、こういうのが外食の楽しさだな!と興奮。カレーはナスがクタクタに煮込んであって最高だった。

黙々と食べていると、キッチンの方では、この新メニューの内容をもう一度確認する声が聞こえてきた。

「ファラフェル」と呪文のように唱えているので、私も心のなかで「ファラフェル」とつられて唱える。でも途中で「あれ?ファーミラだったっけ?」と惜しいようで惜しくないような単語に変わってしまい、女性は男の子に「私の代わりに覚えてくれる?聞いたら、私に教えてくれる?ファラフェル!」と頼んでいた。私はというと、もうすっかり完璧に覚えてしまって、夢にまで出てきそう。ただファラフェルがなんなのかわかっていなかったので、後からスマホで調べてイスラエル料理だった事を知った。

 

そろそろ出る時間なので、支払いを済ませ「美味しかったです〜」と伝えると、男の子が「バイバイ」と見送ってくれた。

あまりにも可愛らしくてニコニコしながら外へ出たら、小雨が降っていたのに外にまで出てきてくれて「またきてね〜〜!」と手を振ってくれたので、感激。「またくるよ〜」と手を振り返して坂を下った。今度はおやつの時間に来れたらいいなあ。ケーキも美味しそうだった。

 

 

6月の読書まとめ

読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1948ページ

https://bookmeter.com/users/4393/summary/monthly/2023/6
■フランキスシュタイン : ある愛の物語
読了日:06月29日 著者:ジャネット・ウィンターソン
https://bookmeter.com/books/19781392

■本と鍵の季節
読了日:06月22日 著者:米澤 穂信
https://bookmeter.com/books/13218607

■俺の歯の話
読了日:06月17日 著者:バレリア・ルイセリ
https://bookmeter.com/books/14781100

■赤い魚の夫婦
読了日:06月13日 著者:グアダルーペ・ネッテル
https://bookmeter.com/books/18392644

ストーンサークルの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
読了日:06月11日 著者:M W クレイヴン
https://bookmeter.com/books/16311665

■野原(新潮クレスト・ブックス)
読了日:06月06日 著者:ローベルト・ゼーターラー
https://bookmeter.com/books/20199801


読書メーター
https://bookmeter.com/

 

 

なんとなく画像なしのまとめ方にしてみた。

図書館で山盛り借りてしまったので、せっせと読んでいた。いつもより多めの冊数かも。

俺の歯の話とフランキスシュタインがお気に入りかなあ。どちらも癖が強いのだけど。好き嫌いありそう。
ストーンサークルの殺人もよかったので、このシリーズ追いかけたい!

マッツの扇子の扱いが妙にかっこよくて気になってる。それに、あの字は誰が書いたのだろう。日本向けプロモーションを企画する人は、いつもコテコテ要素に若干の可愛さを足してくるからずるいなと思う。あのコタツにみかんなんて未だにRTが流れてくるからね。今度は何がいいかな?なんて、勝手に妄想してしまうぐらいには楽しんでいる。

やっぱりけん玉じゃない?マッツなら、すぐコツを掴んで上手に遊んじゃうかも。

 

最近、うまく寝れないときは薬が効いてくるまでYouTubeをボーッと観てる。こうやってblogを書く感じで動画を撮ったものをvlogというなんて、最近知ったよ(遅い)

すごくシンプルに撮影している人と、もうえらいこっちゃとコチラが思うぐらい画角を変えておしゃれな動画を極めてる人まで。色んなタイプがあるみたい。

一つの動画を見ると、どんどんおすすめがトップに出てくる。それをついつい観ちゃう。あの蔦屋書店のラウンジが、いつの間にか全て有料化されて、ちょっとしたスナックやフリードリンク付きで提供されてて驚いた。あそこは駅のホームを見渡せて楽しかったからちょっと気になる。

あと、丸い木のまな板を最近よく見かけて欲しくなってる。使い勝手がいいのだろうか?前から人気だったのかな。でもすぐカビさせてダメにしちゃいそう。手入れを怠りがちなので

 

7月からディズニープラス祭りだ!

まだアップルTVの作品も全然観れてないのに。本を読んでいられないのでは?いや、読む!なんとかこう工夫をしてね!(何も考えてない)

6月×日

かゆい。この時期、在宅ワーク部屋にいると身体のあちこちがかゆくなる。虫が走るような感覚もある。多分、ダニがいて、暑くなってくると刺されるんだと毎年思っていた。

でも今年は例年よりひどい。どこにいてもかゆい。とりあえず在宅ワーク部屋をきれいにするためにバルサンもたいてみたけど、状況は変わらず。

特に夜になると赤い湿疹がぷつぷつと身体中に出てきて、お風呂のあとは搔いたところが赤くみみず腫れのようになる。仕舞いには鼻まで痒くなってきたので、これは本当にダニか!?なんの虫にやられてるの?と思って、嫌々ながら皮膚科に予約を取って、診てもらった。

 

すると、少し怖めの女医さんが「そんなのダニじゃない。蕁麻疹よ」とピシ!と指摘。

「蕁麻疹はストレスでも出るし、人によっては『もう、いやー!』と思っただけで出てくる」と。え?もういやー!なんて日常的に思っているけど…なぜこのタイミングで?

冬の間なんて編み物していた毛糸が何度も絡まって「いやーー!」ってなってたよ。あと、私の魘されたときの寝言の定番は「もう、いやや」だ(自分で言ってから、また言ってたなとすぐ起きる)

先生は「いま線みたいにみみず腫れになってるのも蕁麻疹の症状」とも付け加えた。

うーん、こんなのもよくあることだけどもなあと。今年になって急にこんな痒みに襲われたのがストレスだったなんて、あまりにもピンとこない。ダニに刺されてなくてもハウスダストアレルギーになったとか…と不安に思って、人生初めてのアレルギー検査もお願いしてみた。

もらったアレルギーの飲み薬は眠くなると言われたので、不眠症の私は内心少し嬉しかった。夜、これでぐっすり寝れるかな?と思ったのだ。しかし、全く眠気はこなかった。ただ、根本的な痒みの症状は抑えられたのでありがたい。

1週間後、検査結果を聞きにいくと、先生から「全然ない。逆に残念なぐらい」と紙を渡された。見てみると、本当に39項目、全て陰性だった。気にしてたハウスダストや花粉も大丈夫だった。先生は「この検査ではわからない化学物質のアレルギーがあるのかもしれないけど、まあ薬飲んで様子みてください」と話し、症状が緩和してきたら徐々に減薬してほしいとのこと。自分由来なら、治りどきなんてあるのだろうか?少し不安になるけど、とりあえず飲み続けて様子見だ。

そういえば、今回のアレルギーで犬猫も大丈夫だとわかったのは、良い収穫だった。

むかし、猫カフェ1時間ほど触ったことあるけど、全く犬猫を飼ったことがないので少し気にしていた。将来的に飼えたらいいなあ。

6月×日

夢日記

・家に帰ると、自分の部屋の押し入れの奥に、ドアがあることに気がついた。 忘れられた部屋だ。 そこには、まず目の前にガラクタやおもちゃやよくわからないものが飾ってある大きな本棚があった。よくあるオープンラックタイプで向こうが見える。 その向こうはなぜか階段になっていて壁にひっついている。上の階へいくための階段ではなさそう。ただ、そこに設置しているだけ。、 そして右端には、また棚がある。この光景を見た途端、手前の本棚にも階段の段差にも右端の棚にも本が置けるではないか!!と興奮する。 衣装ダンスもあった。昔、母が履いていたと思われる水色の靴が入っていた。今でも履けそうなデザインで洒落ている。 その途端、私は青系コーデに着替えている。 しゃららーんとした効果音が流れた気がする。鏡の前で「うふふ」と、うかれている。

・とある駅に着く。駅員さんが窓口で、子供と絵しりとりをしている。微笑ましい。 駅を出ると、クラシカルでオシャレなテラス付きのカフェなどが並ぶ。 私の知人と思われる女性が、あの山の向こうに家があると言う。素晴らしい山並みがあって、その向こうに住んでるとは素敵だなと思う。 少し歩くと、ゴシック調というか独特なデザインの屋敷が空き地のような場所にぷかぷか浮かんでいる。ハリーポッターたちがそこで戦っていた。 はて?こんな場面が映画にあったかな?と思いつつ、眺める。 すると私が気に入っている子(実際にそんなキャラクターはいない)が土に埋もれてしまった。瀕死になっている。慌てて掘り起こす。 長い髪に覆われた顔が出てくる。 「あなたはとても良い子。好きだから、頑張って」と叱咤激励したが、いままでこんな事を口にしたことなかったな、と思う。実際には無い。ここで私は夢だとわかっている。 変な感じがした。

5月×日

久しぶりに右京中央図書館へバスに乗って出かける。 途中で橋を渡るので、なんとなくいつも嬉しい。 鴨川も桂川も、車窓から眺めているだけで心が浮き立つ。馴染み深く、安心する。

右京中央図書館は朝9時半の開館で、10時頃には着いた。 すでに館内は賑わっている。 私もうきうきしながら海外小説棚へ。端から端まで、じっくりチェック。 あ、もうこんな話題の本が棚に戻ってきてるんだな…全ての予約者にまわったのかあ、と驚く。 読みたかったミステリシリーズの一冊目や、YouTubeの一万円選書企画で見かけていた本を次々に見つけて手に取ってカゴにどんどん入れていく。 …絶対読めやしない。わかってるのに、借りてしまう。ある一種のストレス発散方法なのかもしれない。 「これは!!」と、宝探しのような感覚で棚のなかから見つけていく。すごく楽しい。

そんな図書館のかえり、バスを降りてから家までの道のりを歩いていると、前方斜め上に、人の気配を感じてビクっ!とした。 よくよく見ると民家の庭から信楽焼のたぬきの顔が飛び出していた。 こうやっていつも歩く人をビビらせているのかな? たぬきは、なんとなく「してやったり」という顔つきに見える。憎らしいようで笑えてしまう。 この道は何回も通ってるから、手前に何か植物かなにかの鉢植えが置いてあったのに、取り外して見えるのようになったのかな? それとも最近置かれたの?謎だ…。